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2011年7月10日日曜日

12ヶ月目でドセタキセルに

告知からまだ11ヶ月。とうとうPSAが上昇し、8.31になった。エストラサイトも効力なく、期待のステロイド剤もK大病院の先生の見立てどおり、数ヶ月で無効となった。残念。体調は良いのに。ALPは低下しており、440になった。これについて主治医に聞くが、詳しくないのか、回答なし。

直ぐにドセタキセルを開始した方が良いとのこと。秋からと思っていたので、焦った。仕事の段取り、夏休み、退職の準備など色々の予定が10月をめどに考えていた。

来週にでもと言うので、それは無理だから、来月からということにした。遅くなるとPSAが更に上がり、ドセタキセルの効きが悪くなる恐れがあるが、QOLが大幅に低下すること、どのみちドセタキセルも数ヶ月から数年の効力なので(K大の先生は数ヶ月の効き目と言っていたので、年内には効かなくなる可能性がある)、むやみに早くする必要はないと思った。

退職時期について迷う。10月かな。どうしようか。久留米大のペプチドも試したいが、遠いな。退職後は暇になるから行けると思うけれど。効くかどうかは全く不明。

9 件のコメント:

  1. 退職は、ギリギリまで待たれた方がいいかもしれませんね。

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  2. 匿名さん

    そう私も思うのですが、10月に異動が予定されており、異動先次第では働くのが困難かもしれないと思っています。病気休暇という可能性も考えています。

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  3. とうとうドキタキセルですか?主人の場合最初はこんなものかと思うくらい副作用が少なかったです。が2週間後位から髪が抜け始め90%位抜けました。昨年春、娘たちと家族写真を記念に撮りました。髪がふさふさです。まさぞうさん、記念写真撮ったほうがいいですよ。主人の今の状態は、今日過ぎれば明日が来る。なんて言えない位、疲労感があります。PSAも50超えドキタキセルもそろそろ限界かな?って感じ。でも元気じゃないけど頑張ってます。この後の治療はどうなるの?知っている人教えてください。

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  4. あべるっちさん、K大の先生によれば、一般的に、ドセタキセルの効力は数ヶ月から数年で、私の場合は、今までの経験から見て半年程度との宣告でした。その後は薬はありません、緩和治療か治験薬のみとのことでした。緩和治療に移行すると、これまた一般的には数ヶ月から半年程度の余命だと思われます。

    ごく稀に、ペプチドワクチンや丸山ワクチンが効く方もいるようなので、試す価値はあると思っています。

    ドセタキセルも5年程度続けている人もいるようですが、副作用が累積する(蓄積する?)らしく、主治医によると、最後は3週間ごとの治療が、2週間入院、1週間退院の繰り返しとなることさえあり、人生の殆どを病院で過す人もいる、とのことでしたが、死ぬよりは良いかなと思いました。主治医は、生きている価値がないのでは、という雰囲気でしたが。

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  5. はじめまして。私本人ではないのですが、おつきあいをしていた彼がまさぞうさんと同じ病気になってしまい、連絡がとれない状態が続いています。まさぞうさんのHPを知り、彼も今もしかしたらこういう気持ちで過ごしているのかもしれないと思いながら、最初から何度も読ませていただきました。

    まさぞうさんが書かれていた主治医から感じられた"雰囲気"についてですが、人はそれぞれ違う価値観をもって生きているのですから、医師は1人1人が悩んだ末の選択を、尊重して受け止めてほしいし、その思いを相手にもわかるように伝えてほしいと思ってしまいますね・・・

    でも何より大切なのは医師ではなく、それぞれの思いであって、生きたいというまさぞうさんの気持ちは、何にもかえがたいまさぞうさんの尊い思いだと思います。その思いを陰ながら応援しています。

    こねこ

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  6. 匿名さま、こんにちは。

    癌患者と、家族、恋人、友達の関係は難しいです。私も、母親は話すのは自分のことばかりで(85歳で直ぐに死ぬだろうと思っているためか)、私のことは全く関心がないようです。友達も、一緒に頑張ろうと言ってくれる人(有難かった)、緩和治療の本を早速くれた人(辟易でした)、死後は所持品はどの道捨てられてしまうので、写真や思い出の品を返そうとしたら(その方が大事にしてもらえるし、記憶の中に残ると思ったので)、ごみになるから要らないと言った人など、色々でした。

    悲しまれるのは負担ですし、無視されるのも辛いですし、精神が病んでしまうので、周囲は大変だろうと思います。病んでいるという自覚はあるのですが、コントロールできず、また上手く説明できず、悩みはつきません。暖かく見守っているよ、ということを上手く伝えれば、通じると思います。不安感は伝染しますから、なかなか難しいでしょうが。

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  7. まさぞうさん、こんばんは。

    コメントをいただき、ありがとうございました。
    そうですね。どんなに相手の気持ちに寄り添いたいと願っても、やはり人の気持ちはその人でなければわからないものなのだなということを、最近改めて実感しています。

    まったくの想像でしかないのですが・・・ごみになるから要らないと言った方は、もしかしたらとてもつらかったのかもしれないとふと思いました。
    そんなふうに思い出の品を返されてしまう日が来ることは想像していなかったと思いますので、やはり大きなショックだったのではないかと思いますし、受け取ることは容易なことではないと思いますし、こんな状況は認めたくないという思いもあったでしょうし、もしかしたら、まさぞうさんにずっと持っていていただきたかったのかもしれませんし・・・
    過去や現在のさまざまな思いが押し寄せて、コントロールできなくなり、自分でも思いがけず、つい反発するような強い言葉がこぼれてしまったのかもしれません。

    もちろんすべては想像でしかないのですが、あとから後悔するようなことを言ってしまうことが私自身にも経験があったので(とても後悔しています)、ふとそう思いました。勝手にいろいろ書いてしまって、気にさわってしまったら申し訳ありません。

    上手く伝えるのも、受け取ることも、簡単にはいかないときもありますよね・・・もう少し上手にできるようになれたらよいのですが。

    こねこ

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  8. こねこさま

    末期癌患者は、元気そうに見えても、精神は病んでいると考えた方が楽だと思います。私も、健康ならば何でもない発言や出来事にひどく傷つきます。知人との関係も、修復したいと思っていても、何度かそういうことがあると、身構えてしまい、たとえば極端な場合、電話が掛ってきただけで緊張してしまうことがあります。

    恐らくは、温かく見守っているよ、というメッセージを伝え続けることが一番ではないでしょうか。

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  9. まさぞうさま

    ありがとうございます。
    そうですね。彼のことも、まさぞうさんのことも、温かく見守り続けていきたいと改めて思いました。
    ほんとうにありがとうございました。

    こねこ

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