とはいえ、日曜日なので、大学病院の主治医も、看護士もお休みである。知っている人はいない。従って、ただの救急患者の入院はかなりの確率で無理と思われたが、前の入院も同じ医師からの強い勧めに従って、かなり強引に入院させてもらったのが結果的に大成功だったこともあり、今回も訪問看護医の勧めに従うこととした。姉に付き添いを頼み、先生が用意してくれたストレッチャー付きの民間救急車で、姉とともに病院へ向かう。揺れの激しいタクシーでの移動には耐えられそうもなかった。
到着後、当直の先生は、予想通り、やはり入院について了解してくれず、ベッドも満床とのこと。しかし、こんなことで諦めてはいけない。治験中で、一人暮らしで、高熱を出していてリスクが高いことを説明し、入院が強い希望であることを姉から伝える。当直医は、検査結果を見て、特に入院を要するような症状ではないと言ったように記憶するが、こちらも粘り、差額ベッドを希望することや、放置すれば、合併症の恐れもあることなどを伝え、何とか入院させてもらった。
翌日から、CT、レントゲンなど色々検査をやったところ、肺炎との診断。肺炎って、老人がかかる病気じゃなかったっけ、と思いつつ、体力年齢は80代か、70代という現実を思い知らされた。やれやれ。半月もこのために入院する結果となるとは、入院当初は予想していなかったが、なかなか高熱が引かず、入院が長引く結果となってしまった。
昔、体力があった頃に、湯治に訪れた旅館の窓からの眺め。この旅館の一泊二食付きの料金は、個室病棟の一泊二食付きと殆ど変わらない。
はじめてのコメントです。
返信削除ブログ更新されていて一安心しました。
私の父も末期前立腺がんです。
不安は大きいのですが、まさぞうさんのブログには励まされています。
来週からドセタキセルによる治療になります。
匿名さま 初めまして。お父様のご病気ご心配なことが多いと思います。私のブログが多少なりともお役に立てれば幸いです。
削除ドセタキセルの治療前と、治療後では見た目が恐ろしいほど変わってしまうので(個人差もあるのでしょうが)、お写真を撮っておかれることをお勧めします。私自身もこの2年ちょっとの間の体型の変化、顔の変化についていけません。発症当時の見た目は40代でしたが、今は70代です。
肺炎で入院されていたのですね、びっくりしました。
返信削除ひどくなる前に入院されたのは大変良かったのではないでしょうか。
患者側が強く言わなければ損をすることが多々ありますから・・・。
昔、すべてを医師任せにしていたら大変な事になったこともあり、
受身であるのは損することもあるのかなと思うようになりました。
半月の入院は結構長かったとは思いますが、回復されてなによりです^^
匿名様へ
私の父はドセタキセル2回目がはじまりました。
初回ならばおそらく1~7日の入院となると思います(アナフィラキシーなどの重篤な副作用がでないかどうか)
ドセタキセルを使用してもらう際に用紙にサインしなければなりませんが、副作用などの説明が箇条書きにされていて、私はちょっとびっくりしました^^;
副作用は個人差が大きくありますのでなんとも言えませんが、
ドセタキセルは副作用がものすごくひどいという部類ではないそうです。
投与後2週間目まで副作用がでますが、私の父の場合は白血球の低下(注射すればOK)と若干の味覚の変化(7日程度)、多少の倦怠感(3日程度)、軽度の脱毛でした。
抗がん剤と聞くと身構えてしまいますよね(私はかなり緊張しました^^;)
医師が「多少の副作用はあるけど、気をつければいいだけだから心配しなくていいですよ」といわれ、少し気が楽になったのを覚えています
KTRさま ありがとうございます。多分、今後は入退院を繰り返して、徐々に最期を迎える、ということになるのかなあ、などと漠然と考えています。
削除落ちた体力は簡単には戻らないと思いますので、日々の体調チェックや予防にお気をつけてくださいね。
削除まさぞうさま、KTRさま ありがとうございます。
返信削除涙が出るほどうれしくありがたいお言葉。
父を元気付けてあげられるように、私もしっかりしないと。
悩みすぎて体調を崩さないようにしてくださいね。
削除口腔ケアや雑菌などの対処ができれば大丈夫だと思います^^
1回目が無事終われば、多少気が楽になるんじゃないでしょうか。
まさぞうさま
返信削除いかがお過ごしでしょうか?
最近更新がないので心配しております。
暑い日が続きますが、お身体ご自愛ください。
あき
まさぞうさん
返信削除更新を待ちます。
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