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2013年1月18日金曜日

要介護1の認定になった

去年の末に市役所に申し込んでいた介護保険認定の通知がようやく届いた。社会保険庁の手続きの煩雑さ、不快さ、遅さに比べれば、夢のようだ。これで、生活支援などが使える。既に電動ベッドも買った。電動式で、起き上がるのにとても楽。車椅子は、具合の悪い時には家の中でも使っている。

生活支援は週に1回、1時間掃除をお願いしている。風呂とか、トイレとか、シンクの掃除が苦手なので。前かがみになる作業は苦しいので、有りがたい。

一人暮らしなので、また外出が出来ないので、買物も頼めるらしいのだが、頼み方が分からない。予めリスト化しておいて、欲しいものを買ってくるのだろうか。殆どの買物は姉に頼んでいる。有りがたい。感謝。

年金事務所に障害厚生年金を再申請するのが良いのか、不服申立てをするのが良いのかを電話で問い合わせる。既に車椅子生活をしているので、不服申立てが通るだろうと思っていたが、どうも、だめらしい。医師の診断書が全てで、それだけで判断するから、不服申請しても通ることはまずもって無理とのこと。だったら申請の時にどうしてそう教えてくれなかったんだろう。明らかにもらえない内容の診断書だったから、前の主治医に書き直しをお願いすることも可能だったのに。

再申請をすることもできるらしい。ただ、申請から受給開始まで半年以上かかるから、生きている内に貰えるのかどうか分からない。

こうしたことを電話で教えてもらうのはとても大変で、かつ苦痛だった。年金事務所は、国民を不快な気持ちにするように作られているのだろうか。払わないことにはとても熱心だが、どうやったら受給できるのか、については教えようとはしない。受給資格があるのに。電話していて、苦痛で、悲しくて、無念で、泣いてしまった。

その日はトラウマで、病状が悪化したのか、寝込む羽目に。年金事務所はつくづく鬼門だ。



8 件のコメント:

  1.  ご近所の医師に諭されましたか。せっかく行って辛い思いをされましたね。心中お察しいたします。
    自分としては、初めから延命の考えはなく普通の生活を望んだだけでした。
     
     ドック健診記録を辿ると発症の予兆は、正常値内でも動きのあった10年前かと。その後の検査で末期、余命宣告されたのが夢だったかのような今日です。友人たちは「若い時の発症は予後が悪いと言っていたじゃないか?」とあきれ顔で、イソップ寓話のおおかみ少年扱い。

     抗がん剤どころか何もせず、今も元気でいる人たちや、延命し医師を驚かせ安らかな最期を迎えた人たちを見ています。人生の折り返し点を過ぎて、もし罹患した時は後者を選ぶだろうなと漠然と思ったことはありました。
    誰でもない、自分自身のため。人生のQOLも大切でした。

     無治療でいた時期に、周りで実施した人たちが元気。医師が自ら実施。医師の父に勧められ長年元気な俳優。体験した女流漫画家の紹介で、がん難民になった同業の妻が寛解した新聞連載。一部が医薬品として承認されている等を知って選択しました。

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    1. Alainさん こんにちは。丸山ワクチンについては今も悩んでいます。やはりどの薬も、効く人と効きにくい人があり、また他の要素もあり、難しい選択です。悩みのないAlainさんが羨ましいです。

      お元気でいらっしゃるようで、何よりです。私は、ペインコントロールがようやくできるようになりましたが、麻薬の副作用で、いつもぼーとしてしまい、ブログが書けない、読めなくなってしまいました。新聞は今も頭に入らず、眺めているだけ、本も読めず、TVをぼんやり眺めています。

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  2. まさぞうさん、以前障害厚生年金の件でお話させていただいた者です。まさぞうさんの症状で障害厚生年金が支給されないのは、おかしいのでまた連絡させてもらいました。再度の申請を事後重症(障害認定日には障害等級に該当せず、その後症状が悪化)で申請してはいかがでしょう。申請がめんどうなら社会保険労務士の方に頼む方法もあります。
    自分も、まさぞうさんと、今同じ位の病状で昨年10月に骨盤右側の癌転移部分が増悪したため、緩和放射線治療を受けました、その後症状は安定PSAは50位です。
    まさぞうさんが、毎日を明るい気持ちで過ごせますように願っています。

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    1. 匿名さん こんにちは。お勧めの通り、昨日、今の主治医に、事後重症の申請のため、診断書を御願いして来ました。

      年金事務所によれば、再申請しても、事後重症は認定は半年後以降になるのだそうです。どうしてそんなに時間がかかるのか、不思議な世界です。

      年金事務所は中々年金を払ってくれない組織なんでしょうか。

      匿名さんの病状が安定されているようで、何よりです。今のまま、安定するように、お祈り申しあげます。

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  3. まさぞうさん。
    数日前に市の社会福祉事業団の運営する「片平長寿の里」を見学して来ました。ここは定員130名で要介護に認定された人しか入居資格が無い施設ですが、申し込んでから1年位は待たないと入れないとのことでした。如何に介護を必要としている人が多いかを目の当たりにすると同時に、私もいずれこういった施設にお世話になるだろうと実感出来ました。ただし、今のところは杖があれば外出可能な私は、要介護でなく、まだ要支援の段階かなと自分で判断しています。
    えつさん
    >カソデックスも、新薬であるアビラテロンも効かないという事から、もう抗がん剤しかないだろう・・って主治医は考えてるらしく、オダインもエストラサイトも効いても1ヶ月とかで上がると思うよ。と言ってました。<
    と書かれましたが、仮に2ヶ月しか延ばせないとしても、抗がん剤の前にゴナックスという選択肢があるのではないでしょうか。私はリュープリン(+カソデックス-エストラサイトーオダイン)が効かなくなって1年以上経過していますが、先月から抗がん剤を止めてゴナックスの1回目の注射を終えたばかりです。これはテストステロン分泌を抑えるという点でリュープリンと目的は同じですが、原理が違う(GnRHアゴニストに対してアンタゴニスト)ので、試して見る価値はある、というのが主治医の見解でした。ただし5人に1人にしか効果がないそうです。アルファラディンは転移先の骨に働きかける療法ですから、リュープリンやゴナックスのようにいわば兵糧攻めにするのとは目的が違うので、別個に考えるべきものかと思います。
    まさぞうさんもアビラテロンに去勢抵抗性が出てきたら、ゴナックスを試すことも出来ると思うのですが。
    来月に私の結果が分かった時点で改めて報告するつもりです。

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    1. 木魚さん 新しい薬を試されて、色々とご苦労がおありと思います。是非、結果を教えて下さい。

      私は、麻薬の副作用で、検索とか、調査というような知的な作業が出来ず、困っています。痛みはコントロールできているのですが、調べる、記憶する、分類する、といった知的な作業に必要な神経組織まで、コントロールしてしまうようで、本、新聞が読めません。ブログもなかなか書けなくなってしまいました。

      時々、車椅子でお宅の前の遊歩道を快走?しています。

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  4. まさぞうさんこんにちは。
    お久しぶりです。

    まさぞうさんのブログを改めて始めから大体全部読ませて頂きましたが、
    とても真面目な方なのですね。
    年金のこと、私には難しくてよく分かりませんが、あまり思いつめないでください><

    私の父は4月から放射線治療が始まるようです。
    私は病気のことを見ているだけで何も出来ず、歯がゆい思いです。
    いろいろと心配ですが見守っていこうと思います。

    いろいろ書きたいことはありますが、あまり長いと読むのが大変かと思いますのでこのあたりで…。

    微力ではありますが、まさぞうさんのこと応援しています。
    お身体ご自愛ください。

    あき

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    1. あきさん いつもありがとうございます。

      お父様の病状が安定されますように、お祈り申しあげます。

      家族がいつも暖かく接してくれるのが、病人には何よりの生きがいです。恐らく、病気が進むと、いろいろと辛いこともあるでしょうが、いつも明るく接してあげて下さい。(私にはそうした子供がいないので、残念です。自業自得なんですが。)

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