ページビューの合計

2012年10月24日水曜日

全がん協の生存率データ

NHKのニュースで、全国がんセンター協議会(全がん協)が全国のがんの生存率を発表したというので、早々アクセスして見た。前立腺癌で、病期4(遠隔転移あり)で、50歳代の場合、50パーセント生存率は5年超となっている。症例数は期待した程ではなかったけれど、一応最新データらしいのと、症例数がまとまっているのと、全国のがんセンターを網羅している数値らしいので、信頼性は高いのかもしれない。

すい臓がんの数値が驚異的に低い。それに比べれば、半数が5年たっても生きている可能性が高いというのは、辛い事実ではあっても、余命が長いということなのだろう。かつては3年以下と言われていたのが、ドセタキセルが利用可能になったことが影響しているのだろうか。

しかし不可解なのが、データが最新といいつつ、2004年までのデータとなっていること。これでも最新?何かの間違いかと思うが、これだと最新ではないのでは。2004年に治療開始で、5年で2009年ということ?2004年当時だとドセタキセルはまだ治験段階かもしれないし。

他の病気で死ぬ場合もあるので、補正もされていること、データの信頼度についても解析されていることから、一応参考にはなる。

前立腺癌で骨に転移していても、半分程度の人は、5年は生きられるのね。でもホルモン剤、化学療法が2年弱で無効となった私のような場合にも5年超生きられたのか、どうか。恐らく、5年生きられない半数の方に入っていた可能性が高そうな気がする。(今でもまだ治療開始から2年2カ月しか経っていないのだけれど。)

大学病院は何故か全がん協には入っていないため、データの対象外なのが残念な限り。


ひいらぎの花。小さくて気がつかなかったが、良い香り。花が咲くとは知らなかった。咲かないと赤い実がつかないしね。

0 件のコメント:

コメントを投稿