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2012年2月2日木曜日

ドセタキセル(タキソテール)9クール目、告知から1年7ヶ月目

ドセタキセルの投薬も9クール目となった。PSAはまた微増で、11台に上昇し、がっかり。主治医は、極めて事務的に、次回の投薬日を決めて、帰ってしまったので、会話の余地なし。

最近の副作用は、以前のような投薬後3日目から7日目に強いものが出るのではなく、3日目くらいからずーと副作用が続いている感じがする。以前は10日目くらいから元気に戻ったが、そういうことはなくなって、体力は実年齢+15歳という気がする。

抗がん剤を始める前は水泳教室に週2回通っており、結構きつかったが、何とかついていけた。投薬開始と同時に止め、今は週一回程度近所のプールで元気な時だけ、1時間1000メートル程度を軽く泳いでいる。先週元気だと思ったので、ゆっくりと1000メートル泳いだら、その後は立てないほど疲れてしまった。どうもまだ回復していなかったようだ。

殆ど力を入れない泳ぎなので、以前は疲れることはなかったが、8クール目からものすごく疲れるようになった。このプールには老人のグループが沢山来ていて、80代みたいな人も、ばんばん泳いでいるのだが、全くそんな連中の真似は出来ない。抗がん剤を始める前は激しい泳ぎもできたけれど、今は無理。クイックターンは怪我が怖い(足先がやられる)、早く泳ぐと腕をコースロープにぶつけて指先を怪我するかもしれない、飛び込みは禁止なのだが、あれも骨折のリスクが少しあるから無理だろう。赤血球がとても少ないから、有酸素運動の激しいのは無理なのだ。

下痢は薬で抑えているが、失禁等も日常茶飯事なので、外出はトイレがいつでも行ける場所のみ選んで行くことになる。

爪が割れてしまったので、常にクリーム等を塗り、夜は手袋をしている。100円ショップでそういう用途の手袋を売っていたので、大量に買い込んだ。爪を保護するマニキュアもあるらしいので、今度マツキヨで聞いて見ようと思う。


4 件のコメント:

  1. お久しぶりです。菜々子です。
    ワクチンの効果が表れ良かったですね。今回、PSA微増それたという事ですが、心配ですね。
    私の主人も上がったり下がったりで、心配が尽きませんが、
    何とか、前向きに行こうと思います。

    以前、お食事?カフェに入られた時、外見で判断され気分を御悪くされたそうですが、・・・ もしかしたら、まさぞうさんも髪の毛は、もう全部無く、眉毛も無いのですか?
    主人も毛というものは、もう全く無いのですが、確かに眉毛が無いと人相が悪く取られることが、ありますからね。

    私は、主人に女性用の眉書き(アイブロー)を薦めました。そしたら、以前のような顔が戻り本人も気に入ってますょ。そして外出には、御洒落な帽子にメガネでお出かけします。
    それはそれで、おしゃれぽくなりくすょ。

    姑息と思われるかもしれませんが、外見で判断され嫌な気分にさせたくなく、これ以上に辛い思いをさせたくなかったからで
    精一杯の苦肉の策です。

    よかったら、試してください。

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    1. 菜々子さま ありがとうございます。やはり見た目とか、顔とかは大事ですね。

      前から不思議に思っていたこと、女性が外出するのに、化粧していないと嫌がるという心境が初めて分かりました。女性は化粧しているかどうかで、結構扱いに差がありそうですね。

      また世の中で老人が結構悲惨な扱いを受けるらしいことも分かってきました。

      社会的な弱者として生きるのには、それなりの知恵が必要なんですね。

      手袋をするようになったら、爪の具合は多少ですが、良くなりました。アイブローも研究してみます。

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  2. 主治医にご不満のようですね。私は別の病気もあって何人ものお医者さんと長い付き合いがありますが、”医者は質問しなければ何も説明しない人種である”というのが経験から得た実感です。今の癌の主治医も忙しい人ですが、私が遠慮なく質問を浴びせると、答えてくれます。病院の体制も看護師さんも含めて大変満足しています。もっとも、結果的には、主治医の一方的な方針を受け入れておられる(らしい)まさぞうさんのPSAが11に押さえられているのに対し、注文をつけて変更して貰ったりする私のPSAはその3倍ですから、治療効果の観点からは、まさぞうさんの選択が正しいと思いますが。

    私にとっては、1時間で1000メートル泳ぐような激しい運動は夢のまた夢です。1年9ヶ月前に癌の告知を受ける直前まで、スポーツセンターで週3回汗を流していたのに、いまでは街を歩くのが唯一の運動です。それも階段を上るのが覚束ない状態です。私が出会った20人ばかりの癌患者も私と似たような状況でした。私の場合は抗がん剤の影響ではなく、癌そのものが体を弱めている(骨と肺に転移しているのですから)と思っています。

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    1. 木魚さま 「医者とは・・・」そうなんですね。私の知っている医者は、皆良い方々で、説明も良くして下さる人ばかりだったので(とはいえ命にかかわらない病気ばかりですが)、なかなか慣れません。

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