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2012年1月11日水曜日

ドセタキセル(タキソテール)8クール目

今日は、9時半に病院に入り、血液検査の後、高血圧の薬を貰いに、内科に並ぶが、混雑のため、午前中には順番は来ず、午後の受診となった。主治医は1時に泌尿器科に来るようにとの指示なので、1時に泌尿器科へ出向くが、抗癌剤投与が開始されたのは、結局1時40分頃。何だかんだで、吐き気止め、タキソテール、ゾメターの3種の点滴が終わったのは4時過ぎだった。その後、内科に回って高血圧の薬を貰い、泌尿器科の内服薬を薬局で貰うと、病院を出られたのは4時半。一日近く病院に居たことになる。非効率で、時間の無駄と思うが、この病院ではこれが普通。

血液検査ではPSAは10台に下がっていた。徐々にではあるが、ほんの少しだけ低下している。喜ぶべきなのか、どうなのか。白血球は相変わらず多く、リンパ球は少なく、赤血球は少ない。

主治医に爪の変色や足の麻痺について聞くと、あまりひどくなると投与は休薬しなければならない、とのこと。基本的に死ぬまで続ける薬なので、休薬は、場合によると死に直結しかねない。PSAが大幅に下がったために休薬する例もあるらしいが、残念ながら、PSAが10台のぼくには当てはまらない話。

久留米大のペプチド・ワクチンの治験も、1クール8回の投与が終了したばかり。治験は、3クール、24回の投与まで可能だが、1クール終了毎に検査があり、効果がないと判断されると、次のクールは行われない。まだ検査結果が来ていないが、どうなるんだろう。あまり反応が見られない(しこりであるとか、腫れるなどの免疫反応が普通効果のある人には出るらしい)から、2クール目は期待薄かもしれない。費用のことを考えると、効かない薬にこれ以上お金を掛けられないのだが、とはいえ、そうなったらなったで、がっかりするだろうなあ。

ドセタキセルは効いても半年だろうとの主治医の予言からすると、そろそろ効かなくなる時期かもしれない。次の治験先を探そうと思うが、今の病院は治験は一切やっていないから情報もなし。隣の大学病院もやっていないようだし、また遠くの病院を探さないといけないのかもしれない。


6 件のコメント:

  1. 自らがん難民になってしまうのですか? まだ医師から見放されたわけでもないのに・・・。

    先に、ペプチドワクチンは約1割の人に有効とのことでしたが、生存期間はどの程度延びるかは確認されたのですか?

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  2. 今年後半、久留米大学で治療を受けたいのですが
    1クール8回でどの位かかるのですか?

    私もそろそろホルモン療法の限界が近づいたようですので
    よろしくお願い申し上げます。

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  3. usa123_1さま こんにちは。久留米大病院の治療については、久留米大のがんワクチン外来のHPをまずご覧下さい。HPにあるとおり、色々ながんに対しての治療を行っています。

    臨床試験なので、有効性はホルモン療法のように確立されていません。また、免疫療法なので、参加条件があります。(HPをご覧下さい。HLAの型が重要なようです。)

    HPの説明では、完全治癒や、抗がん剤、放射線治療に取って代わるほどの腫瘍縮小効果は期待できない、とあります。

    ドセタキセルが無効になった患者に対しては、高額療養費適用の可能性があると記憶していますが、ホルモン療法からとなると、全額自費になると思います。その場合、1クールで約80万円程度の負担となります。

    最初の1クールは、4回までは毎週、5回目から8回目は隔週が基本のようです。ですから、遠距離の場合には、交通費と往復の所要時間がかかります。但し、病院そのものは予約制で効率的なので、東京大阪の大病院のように5分の治療のため、一日待たされるということはありませんでした。

    という訳ですので、必ずしも抗がん剤治療に代替するものではない、という点はご理解の上で、応募されると宜しいかと思います。

    待合室で話した患者さんの中には、PSAが大幅に下がったという方もいましたが、私に関しては、残念ながら、抗がん剤を併用していますが、PSAはほぼ横ばい状態です。(それでも上昇していないので、有難いと思っています。)

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    1. 有り難う御座います。北九州なので9月より応募しようと
      思っております。

      詳しいご説明有り難う御座います。

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  4. Alainさん、新年おめでとうございます。

    ペプチドワクチン療法は、第II相臨床試験とされていますので、生命予後の延長に貢献するかどうかについての検証中であり、まだどれだけ延命効果があるかは確認されていません。

    私を含めた参加者のデータで確認することになると理解しています。第II相試験で延命効果が確認できれば、第III相試験(プラセボ(偽薬)効果を含めた、いわゆるブラインドテストを含む試験)へと進むことになるのでしょう。というわけですので、抗がん剤のように、効果が確認されたものではまだありません。私はそれを承知して、参加しています。

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    1. 臨床実験の中間報告という記載を見ましたので、最新はどうなのかと思ったものですから。

      抗がん剤で叩いてがん細胞が縮小し、薬剤耐性もないようで幸いですね。

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