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2011年3月31日木曜日

断捨離しなかった食器が役に立ったかも

福島の原発避難民が大勢着の身着のままで関東圏に来ている。会社の人の知人の家族が千葉の公団に定住することになったが、食器も布団も衣類も何もないとのこと。お金よりも、物が直ぐに必要というので、家の中の使っていない食器類をスーツケースに詰めて、会社に持っていった。重い。がさばる。満員電車では迷惑だったろうが、朝いつもより早く出て、2時間もかかったけれど、何とか会社まで持って行った。10キロ分くらいあったかな。どうしてこんなに食器を溜めたのか。益子、笠間、美濃。ノリタケ。今はこうしたものは趣味じゃない。今は殆どが有田の磁器。

しかし、自分が被災して同じ目にあったなら、どうするんだろう。他人に貰った食器は趣味じゃないなあ、と毎日思いながら暮らすんだろうか。難民生活は贅沢は言えないにせよ、仮の宿りで一生を過ごすのは辛い。

福島の人たちが幸せでありますように。

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